3、慢性的に続くようになると骨がズレてしまい痛みが消えなくなる。
常に筋肉が疲労して固いままだと、付着している骨がその引っ張りに負けてズレてしまいます。骨がズレてしまうと、横にある神経を常に圧迫され、痛みが持続的になります。そうすると、今度は筋肉が緩んでも骨は戻てくれませんので、痛みが消えなくなります。
湯治やマッサージでは収まらず、病院では手術を勧められる状態。
フジ整体のように骨を調整できれば、そのズレた骨を元に戻せば改善します。
筋肉の調整ではたして、骨や骨格を調整できるのか?
整体院の8割近くは、骨を動かさずに、筋肉の調整で骨格を調整すると書いてあります。ある町のホームページを見ると、接骨院も含んで55件中、はっきりと骨を動かすと書いてあるのは5件 ホームページでは判断がつかないのがあと1件あるのみ、
それ以外は筋肉を調整することで骨格を調整すると書かれている。
9割が筋肉調整で骨格を調整する事になります。
さてこんなにも多くのお店が筋肉を調整しただけで骨格を調整するという。はたして本当なのだろうか?
実際にアスリートたちは、筋肉バランスをみて、身体のゆがみを解消しています。
右肩が上がっていたら、左の方や背中の筋肉を鍛えて左右同じように整えていきます。
結果から言えば、身体のバランスは筋肉を調整することでも出来るのですが、
オリンピッククラスの人でさえ3か月くらいはかかります。
それを1~2回でどのくらい変わるのか?
また筋肉を調整しても、骨格は引っ張られて見かけ上は真っすぐになりますが、骨格のゆがみが取れたわけではありません。
それ故に、筋肉疲労がおきるとてきめんに、ゆがみが出てしまいます。
マラソンなどで脱水症状になっても走っている選手を時々見かけますが、身体がゆがんで変な走り方になります。この現象は、強い筋肉で身体を維持していたものが、筋肉疲労や体調が変化して維持が出来なくなったため骨格のゆがみ通りになってしまった状態です。
結局、骨格が治ったわけではないので、筋肉で弱るとすぐにズレてしまうのです。
あれだけ筋肉が強いアスリートでも、体調を崩すとすぐにゆがんでしまいます。
ましてや、普通の生活をしている私たちが維持ができるのでしょうか?
若い時には、痛みが出てもすぐに治るのは、こういう部分が原因となります。
筋肉がしっかりしているので、骨がゆがんでも筋肉が引っ張ってくれて治してしまう。
筋肉は鎧といわれるのはそういう事で、強い筋肉が守ってくれているのです。
ところが、年齢や病気などで、筋肉が弱ってしまうと、
それまで維持できていた骨格が崩れて、痛みなどの症状が出てきます。
足底が弱ったら、外反母趾やタコが出来やすくなり、
ひざは横にぶれるため痛みが出やすくなる。
腰や肩も同じように筋肉が弱るだけで維持が出来なくなってしまいます。
理論的には筋肉の調整で骨格を改善できますが、
実際に治すとなると、筋肉を鍛えなければ意味はありません。
元の骨を治した方が筋肉の弱い方でも確実なやり方となります。
背骨は、上下の2つの骨によって神経の通り道を作っています。その穴から神経がそれぞれの器官に指令を出します。
骨がズレてしまうとその穴が狭められ、神経を圧迫するようになり、働きが弱くなり、さらにひどくなると痛みやシビレが出るようになります。
それを解消するために、骨を元に戻すように調整します。